May 11, 2006

感動巨編 オシムの言葉

オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
木村 元彦
集英社インターナショナル (2005/12)


この本はすごい。1990年のイタリアW杯、西ドイツ vs ユーゴスラビア。
ええ、覚えてますとも。西ドイツがユーゴに圧勝した試合。
マテウスすげぇ、ブレーメすげぇ、っていうたぶん見た人は西ドイツしか目がいかない試合。
この試合の裏側が読めます。背筋がゾゾゾとします。
なぜユーゴが負けたのか?書かれてますよ。恐るべしオシム!

・「サッカーを始めたきっかけなどという上等なものはない。それ以外にやることがなかったからだ。貧乏な家庭だったし、他のスポーツはカネがかかった。ボールは靴下を丸めたものだった。」

・チームには、痩せっぽちだが、とてつもない可能性を感じさせる19歳のMFがいた。

ドキドキするし、泣ける。ストイコビッチとかプロシネツキや
ザホビッチとかサビチェビッチとかヤルニとか
そういう名前にぐっと来る人は絶対読むべきじゃ。
東欧の民族問題もわかって2度お得。

May 11, 2006 05:10 PM | TrackBack
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