盆盆盆

盆の正式名称は「盂蘭盆」

「うらぼん」と読む、これはサンスクリット語の「ullambana（ウラムバナ）」を音訳したものだ。
なまったというか、進化論的に進化したというか、まあそんな感じ。
「ullambana」は、手足を縛って逆さまに吊るすという意味で、非常に苦痛なことをさした。
「魂」を意味するイランのアヴェスタ語「ウルバン」が語源とする説もある。
僕は「梵」ブラフマン(brahman)を当てるのが適当かと思ったが全然駄目らしい。
バラモン教だもんな。
でも、「煩悩」は「梵」klesa(クレーシャ)、｢梵擾悩乱するもの｣からきてるんだよな。。
盆の窪ともあんまり関係なさそうだし。
盆の窪は『義経記』（巻六、忠信最期ノ事）に「烏帽子引立て押し揉うで、盆の窪に引き入れ」
とあるし、全然違うんだろうな、大阪では「ぼんのくそ」って訛ってるし。
まあ盆っちゅうやつは、先祖さんが地獄で喘いでるのを供養してあげようってやつで、
先祖の悪行を子孫である我々が毎年尻拭いして
「人間っていつまでたっても悪行三昧なんだよ」ってことを確認するための行事ってことだ
（嘘です。ゴメンナサイ）