March 16, 2005
かくれた次元
個体距離とは、非接触性の動物が自分と仲間との間に保つ正常な感覚に対して、動物心理学者H.へーディガーが名づけたことばである。流木の上で日向ぼっこしている鳥も、バスを待っている人々も、ともにこの自然な集まり方の例を示している。
intimate distance(密接距離)
personal distance(個体距離)
social distance(社会距離)
public distance(公衆距離)
人間は無意識のうちにこれらの距離をとってコミュニケーションの態度を決定している。
しかしネットワーク上でのコミュニケーションはこれらの壁を取り払ってしまった。
新しい個体距離を模索している時期であるということもできる。
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